多くの方が競馬予想会社の口コミや評判で「当たらない」という投稿を見たことはあるのではないでしょうか。
競馬はギャンブルである以上、当たらないことがあるのは自然なことで、そういった投稿があること自体は問題ないといえます。
しかし、競馬予想会社の中にはそもそも当たるはずのない予想を高額で提供している企業もあります。いわゆる悪徳業者といわれるものです。
そこで、当記事では、当たらない競馬予想会社の特徴や、競馬予想会社を選ぶポイントについて詳しく紹介していきます。
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目次
現存する競馬予想会社の90%が当たらない
一見信じられない数字かもしれませんが、現存する競馬予想会社のうちおよそ90%が当たらない予想を提供する悪徳企業だと言われています。的中実績の捏造や業者自らの口コミによる印象操作などによって優良サイトに見せかけ、実際は当たるはずもないでたらめな予想を提供するといった悪徳企業が大半を占めています。
ギャンブルの予想である以上外れることがあるのは当然で、「当たらない」と言われてしまうのはある程度避けられない部分はあります。プロが予想しても外れることはあり、プロでも特定の期間においてトータルで負けることはあります。しかし、それでもあまりにも大きな割合だといえるのではないでしょうか。
これにはちゃんと理由があり、悪徳な競馬予想会社はそもそも当たる予想を提供しようとしていません。当たらないのではなく、当てるつもりがないといえます。中には信じられないようなこともあるかもしれませんが、次章で当たらない競馬予想会社の実態を紹介していきます。
当たらない競馬予想会社の実態3選
当たらない競馬予想会社の実態を3つ取り上げて紹介します。中には見抜くことが難しいものもありますが、非常に悪徳なものばかりなので、しっかり把握しておきましょう。
的中実績を捏造している
当たらない競馬予想会社の多くは的中実績を捏造しています。多くの競馬予想会社が的中実績を公開していますが、まずは虚偽であることを疑うことをおすすめします。それくらい的中実績の捏造は多くの競馬予想会社で行われているのです。
的中実績を捏造しているかどうか見破るポイントは、まず、レースの情報が詳しく書かれているかどうかです。レースの日付や開催された競馬場、レース番号といった、的中したレースを特定できるだけの情報が記載されていることをチェックしましょう。もしレースを特定できるだけの情報がない場合、捏造の可能性は非常に高いと考えられます。
また、レースを特定することができたとしても、予想した時点での買い目がわからない場合、捏造である可能性があります。そのレースで的中したことは事実だとしても、回収した金額は嘘かもしれません。当たりやすい買い方になればなるほど配当は少なくなりますので、「当たる予想」が「稼げる予想」とは限りません。情報料を引いたらマイナスになってしまう可能性もあるので、本当に稼げたのかどうかに注目しましょう。
次に、ドメイン取得日も的中実績の捏造を見破る1つのポイントです。ドメインの取得日はそのサイトの設立日を示しており、サービス開始日を表しているともいえます。ひどいケースだと、的中実績に挙がっているレースの日付がドメイン取得日より前である場合があり、これはサービスが開始していないのに予想を提供してその予想が的中したということになってしまいます。
当然そんなことは起こるはずがなく、その的中実績は捏造だと判断しましょう。的中実績が捏造だと判断できた時点でその競馬予想会社とは関わらないことをおすすめします。
会員によって実績内容が違う
当たらない競馬予想会社は、会員によって提示する実績内容が違うということがあります。「当たっている予想は多いはずなのに自分が買った予想は全然当たらない」といったことが起きている場合、このケースを疑いましょう。
少々複雑な手口で一見わかりづらいため、以下で例を挙げて解説します。
例えば、「予想A」「予想B」「予想C」の3つが商材として販売されており、「あなた」は「予想A」を購入したとします。結果として外れましたが、「あなた」には「予想B」「予想C」が的中したという実績が伝えられます。「予想B」「予想C」の的中実績が捏造であると見抜けなかった場合、「あなた」は「当たりやすい予想ではあるがたまたま自分が買った予想が外れた」と考えてしまうかもしれません。
しかし、「予想B」を購入した人も実は外れているのです。「予想B」を購入した会員達には、「予想A」「予想C」が的中したという実績が伝えられます。「予想C」を購入した人も当たることはなく、「予想C」を購入した会員達には、「予想A」「予想B」が的中したという実績が伝えられます。
このように、的中実績を捏造することで「予想自体は当たりやすいものではある」と思い込ませ、次の予想も買わせるといった手口です。
これは、1回外れた段階で気付くのは難しいかもしれません。「自分が買った予想だけ当たらない」と感じたらすぐにこのケースを疑うようにしましょう。また、自分が買ってない予想が当たったという実績を提示されても、可能な限り本当かどうか調べることをおすすめします。
そもそも馬券師など存在しない
こちらも見抜くのは困難ですが、プロの馬券師の予想を謳っておきながら、実際には馬券師が存在しないということもあります。実際は競馬に関して素人同然の社員が予想を作っていたり、コンピューターが自動で算出した予想を作ったりします。コンピューターの予想といっても、もちろん高度な競馬予想AIではなく、ランダム同然のこともあります。
しかし、本当に馬券師が在籍しているかどうかを正確に確認する手段はありません。そのため、馬券師をアピールしている競馬予想会社を見つけても、安易に信用しないようにしましょう。
これは完全に嘘の謳い文句で集客を行っているケースです。悪徳な競馬予想会社の中にはこのように大胆な嘘を用いる業者もあります。
無料予想が当たらない競馬予想会社は避ける
前章で紹介した3つの実態はどれも非常に悪質で、当たらなくて当然であることはお分かりいただけたかと思います。しかし、見抜くのが容易であるというわけではないため、当たらない競馬予想会社を避ける方法を把握しておく必要があります。
そこでおすすめな方法が、無料予想を検証し、当たらない競馬予想会社は避けるというものです。当記事で紹介した3つの実態に当てはまるかどうかは別として、無料予想の検証で当たらない競馬予想会社かどうかを判断するのです。
無料予想に稼ぐことを求めるのは現実的ではありませんが、配当が少ない、手堅い予想であれば無料予想でも高い的中率を保つことは可能です。優良な競馬予想会社であれば、手堅い予想を無料で提供するだけの力は持っています。
明らかに当たらない競馬予想会社だと判断できない場合でも、無料予想が当たらない競馬予想会社を避けることでリスクを抑えることができます。
まとめ
現存する競馬予想会社の90%は当たらないと言われており、その多くが当たらなくて当然の悪徳業者といえます。的中実績の捏造や嘘の広告で利用者を集め、素人同然の当たらない予想を高額で販売しています。
一度外れても次は当たるだろうと思わせるため、会員に知らせる的中報告も捏造しています。やや複雑な手口であり、見抜くことは容易ではありません。おかしいと思ったら手を引くことが大切です。
当たらない競馬予想会社を見抜くのは容易ではないため、無料予想が当たるかどうかを検証することをおすすめします。当記事で紹介した3つの実態に当てはまるかどうか判断できなくても、無料予想が当たらない競馬予想会社は避け、リスクを抑えるようにしましょう。